雑誌「静岡人vol.4」発売中

「リニア騒動の真相」をやさしく紹介しました

 雑誌静岡人vol4「JR東海リニア南アルプストンネル計画 なぜ、川勝知事は闘うのか? 7つの謎を巡る旅」特集号を発刊、静岡県内の書店で販売しています。もし、ご希望があれば、静岡旅行記者協会から発送いたしますので、連絡ください。

 大特集「7つの謎を巡る旅」は、1「大井川の謎 JR東海は『大井川』を越せるのか?」、2「リニアの謎 『巨額』のカネで問題解決か?」、3「JR東海の謎 ”不確実性”課題ー『超難関』に挑む」、4「丹那盆地の謎 忘れられた『渇水』の記憶」、5「『黒部の太陽』の謎 『破砕帯』とは何か?」、6「川勝平太の謎 ”リニア騒動”解決の道は?」、7「光岩の謎 光岳を世界遺産にしよう!」の7つの謎です。

7つの謎表紙

 「大井川の謎」では大井川源流部を訪ね、なぜ、JR東海は強行着工に踏み切れないのかの理由、「水返せ運動」と長島ダム、水道水を供給する長島ダムの役割に迫りました。

 「リニアの謎」では、JR東海がリニア工事のために静岡市東俣林道を使う許可を得るための駆け引き、結局、140億円トンネル建設で決着した経緯を紹介しました。地域振興がキーワードです。

 「JR東海の謎」では世界最大級の断層地帯、南アルプスに25キロもの長大トンネルを貫通する困難だけなく、さまざまな困難について「説明責任」を果たすために悪戦苦闘するJR東海の状況を追いました。

 「丹那盆地の謎」では、川勝知事は丹那盆地で起きた悲劇を何度も話していた背景とは何かを取材しました。芦ノ湖3杯分の水が抜けた丹那トンネル工事で何が起き、そしていまどうなっているのか現地を訪ねました。

 「黒部の太陽の謎」では北アルプスの赤沢岳にトンネル掘削を描いた映画「黒部の太陽」では石原裕次郎らの迫真の演技で「破砕帯」の脅威、恐怖を多くの人たちに知らせました。南アルプスで行われる工事も同じことが起きるのでしょうか?

 「川勝平太の謎」では、「(リニア騒動解決には)誠意を示すことが大事」との発言の真意を追いました。JR東海への「明確な抗議」を行い、それをどのような解決に導こうとしているのか、関係者の誰もが知りたがっているテーマに迫りました。

 「光岩の謎」では、南アルプスの自然環境保全を訴える声を生かすには、「エコパーク」ではなく、世界自然遺産が最もふさわしいのです。世界遺産の登録基準を満たすのは光岳(原生自然保護地域)であることを明らかにして、ぜひ、世界遺産運動に取り組んでほしいのです。

川勝VS田辺「静岡市歴史文化施設」も特集

 その他に、地球温暖化問題について「氷の王国」南極大陸で考えたこと。キーワードは人口56億人(1995年)が、いま77億人、2030年85億人、2050年97億人、2060年100億人を突破する「人口増加ー資源の無秩序な利用ー二酸化炭素増加」。

 地球温暖化の問題は、わたしたちの生活を変えることではなく、人口増加が一番の問題かもしれないのです。美しいペンギンの姿にいやされてもらえれば、それはそれでいいのかもしれません。(写真はアデリーペンギンです)

 50年前、激しい崩壊で富士山の姿が変わってしまうと大問題になりました。いま、どのように変わったのか、富士山大沢崩れの現場に立ってみました。崩れてしまい、立入禁止の看板が続く御中道をたどりました。「富士山の美しい姿を守れ!」がキャッチフレーズでした。いま、すさまじい崩壊地に立ったとき、自然の脅威にかなわないことを知るでしょう。

 「静岡の未来」をキャッチフレーズにした田辺静岡市長の最優先課題「静岡市歴史文化施設」。川勝知事は「二重投資」と厳しく批判します。実際に、「歴史文化施設」建設は中止すべきです。駿府城跡発掘で家康の駿府城天守台等の発見が続き、もう一つ、40年前、今川義元関連の遺跡がその隣にあることを小和田哲男・静岡大学名誉教授らはよく知っています。川勝知事、田辺市長が連携して、徳川、今川の貴重な文化遺産を生かす方策を見出してほしいのです。「川勝VS田辺」とあおっているのではなく、両者の連携を探るのが、この特集の真意です。ぜひ、読んでみてください。

 静岡県内の書店限定で購入できますが、県外書店、アマゾンなどネット販売の取り扱いをしていません。ご希望があれば、ニューサイトの「問い合わせ」から連絡ください。または、電話070(5640)6663まで。定価1000円です。